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【ウクライナ避難民の受け入れ】ビザ申請書の書き方と記入例

更新日:2022年6月13日



 

この記事では、ウクライナ避難民が日本に渡航するために必要な短期滞在ビザ(※1)の申請書の書き方・記入例について解説します。(※2)


※1 日本入国後に特定活動ビザに切り替えることで1年間滞在することができます。

※2 2022年5月時点の情報に基づき作成しているため、最新情報は外務省(記事最後の連絡先を参照)にお問い合わせください。


サマリー
  • 申請人(ウクライナ避難民)が日本に避難するための最初のステップ

  • 日本在住の身元保証人がいる場合は、申請人と身元保証人が協力してビザ申請書を作成する

  • 滞在している国の日本大使館にて申請を行う(例:ポーランドに滞在している場合は在ポーランド日本大使館に提出する)

  • 来日してから入国管理局で特定活動ビザに切り替える

  • 身元保証書、招へい理由書とともに提出する


この記事の目次



作成前の注意点

1.最新の書式のビザ申請書を使用する


外務省のWebサイトを確認し、最新のビザ申請書を使用してください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html#section3




2.証明写真は4.5cm×4.5cmで裏面に氏名を表記する




3.身元保証人なしで申請する場合は、日本政府からの支援を受けれる

4.身元保証人ありで申請する場合は、日本財団の支援を申請できる

3、4について詳しくは以下の記事を読み、どちらで申請するかをよく検討することをお勧めします。

(編集中)


ビザ申請書の書き方

ビザ申請書の1から38までを順に説明します。



1.申請人(避難民)の苗字

申請人の苗字を記入します。氏名はパスポート表記に合わせてください。




2.申請人(避難民)の名前

申請人の名前を記入します。氏名はパスポート表記に合わせてください。




3.申請人(避難民)のミドルネーム

申請人のミドルネームがあれば記入します。氏名はパスポート表記に合わせてください。パスポートにミドルネームの記載が無い場合は記入不要です。




4.申請人(避難民)の生年月日


申請人の生年月日を記入します。左から、生まれた日にち、生まれた月、生まれた年(西暦)の順で記入しましょう。パスポートの顔写真ページにある「Date of Birth」の欄から転記しましょう。




5.申請人(避難民)の出生地



申請人の出生地を記入します。左から順にCity(市町村に該当)、State or Province(都道府県に該当)、Country(国)を記入します。




6.申請人(避難民)の性別


申請人の該当する性別(生物学的性別)を選択します。




7.申請人(避難民)の結婚歴


申請人の該当する結婚歴を選択します。




8.申請人(避難民)の国籍または市民権

申請人の国籍または市民権を記入します。外務省のフォーマット(パソコン入力用様式)を利用する場合は、プルダウンから「UKRAINE」を選択しましょう。




9.申請人(避難民)のパスポートの種類


申請人のパスポートの種類を選択します。外交官や公人でない場合は「Ordinary」を選択しましょう。




10.申請人(避難民)のパスポートの番号


申請人のパスポート番号を記入します。パスポートの顔写真ページにある「Passport No.」の欄から転記しましょう。




11.申請人(避難民)のパスポートを発行した場所


申請人のパスポートを発行した場所を記入します。




12.申請人(避難民)のパスポートの発行機関


申請人のパスポートの発行機関を記入します。




13.申請人(避難民)のパスポート発行日



申請人のパスポートの発行日を記入します。左から、日にち、月、年(西暦)の順で記入しましょう。パスポートの顔写真ページにある「Date of issue」の欄から転記しましょう。




14.申請人(避難民)のパスポート有効期限日



申請人のパスポートの有効期限日を記入します。左から、日にち、月、年(西暦)の順で記入しましょう。パスポートの顔写真ページにある「Date of expiry」の欄から転記しましょう。




15.申請人(避難民)が日本に訪れる目的

申請人は避難民であるため、日本に訪れる目的は避難目的であることがわかる内容を記入します。




16.申請人(避難民)の日本滞在予定期間

申請人の日本滞在予定期間を記入します。




17.申請人(避難民)が滞在する予定のホテルまたは個人の氏名




申請人が滞在する予定のホテル名または個人の氏名を記入します。日本在住の身元保証人または招へい人の家に滞在する場合は、身元保証人または招へい人の氏名を記入しましょう。




18.申請人(避難民)が滞在する予定のホテルまたは個人の住所



申請人が滞在する予定のホテル名または個人の住所を記入します。




19.申請人(避難民)が滞在する予定のホテルまたは個人の電話番号



申請人が滞在する予定のホテル名または個人の電話番号を記入します。




20.申請人(避難民)の現在の職業または職業地位

申請人の申請時点での職業を記入します。無職の場合でも、空欄にせず無職または該当なしと記入するか、避難以前の職業を記入しましょう。




21.身元保証人(日本在住)または紹介先の氏名



日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の氏名(フルネーム)を記入します。

※身元保証人についての詳細はこちらの記事(編集中)を参考にしてください。




22.身元保証人(日本在住)または紹介先の住所



日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の住所を記入します。




23.身元保証人(日本在住)または紹介先の電話番号


日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の電話番号を記入します。




24.身元保証人(日本在住)の生年月日



日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の生年月日を記入します。




25.身元保証人(日本在住)の性別


日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の性別を選択します。




26.申請人(避難民)と身元保証人(日本在住)の関係性


日本在住の身元保証人がいる場合は、申請人と身元保証人の関係性を記入する。




27.身元保証人(日本在住)の現在の職業または職業地位


日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の職業を記入する。無職の場合でも、空欄にせず無職または該当なしと記入しましょう。




28.身元保証人(日本在住)の国籍または市民権


日本在住の身元保証人がいる場合は、身元保証人の国籍または市民権を記入する。日本国籍を保持していない場合でも、日本在住の外国人は身元保証人になることが可能です。




29.招へい人(日本在住)の氏名

30.招へい人(日本在住)の住所

31.招へい人(日本在住)の電話番号

32.招へい人(日本在住)の生年月日

33.招へい人(日本在住)の性別

34.申請人と招へい人(日本在住)の関係性

35.招へい人(日本在住)の現在の職業または職業地位

36.招へい人(日本在住)の国籍または市民権









記入方法は身元保証人記述欄と同様であるため省略します。

招へい人と身元保証人が同じ場合は「Same as above」と記入し招へい人記述欄は省略可能です。




37.犯罪を理由とする処分を受けたことの有無

日本国内外を問わず、申請人(避難民)に何らかの処分歴があれば、Yesを選択し、その詳細を記入します。



38.申請日と署名

申請日にビザ申請書の提出日を記入し、申請人(避難民)が直筆で署名します。



 

ウクライナ避難民である申請人が、日本に避難するための最初のステップであるビザ申請の書き方について解説しました。作成自体は簡単ですが、それなりに時間がかかります。

不明点やご質問がありましたら、下記の外務省領事局外国人課ウクライナ担当に直接お問い合わせいただくか、私たちのemailまたはチャットにてお問合せください。順次、無料で対応させていただきます。

 

外務省の連絡先:

ウクライナ人の親族等に対する日本入国のための査証発給に関する日本在住の方からの照会は以下にご連絡ください。


 外務省領事局外国人課ウクライナ担当
 電話:(外務省代表)03-3580-3311
 メール:visaukr@mofa.go.jp

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009284.html


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